金融の基礎を知るための金融入門ガイド>信用情報とは

信用情報とは

信用情報とは、過去の消費者金融の取引履歴や延滞情報などの記録を指します。

消費者金融は 「全情連」と呼ばれる個人信用情報機関に加盟しています。
ここで、信用情報が参照できる仕組みになっています。

この信用情報は自分でも確認することができます。

信用情報の内容には、あなたの属性情報から現在の借り入れ状況・過去の取り引き履歴にいたるまで、実に多くの情報が記録されています

信用情報の主な内容は、以下の通りです。

●本人を特定する情報
氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・勤務先
●借り入れ状況に関する情報
貸付日・貸付金額・貸付残高・最終入金日・次回入金予定日・完済日
●照会状況
消費者金融に申込みをした年月日と回数
●異動情報
延滞日・延滞解消日・債務整理日・自己破産・特定調停・民事再生

また、個人信用情報機関にもいろいろな種類があります。

個人信用情報機関は、消費者金融・クレジットカード会社・銀行などの業態ごとに4機関あります。
加盟する機関がそれぞれ違うのです。

消費者金融が加盟しているのは全国信用情報センター連合会(通称:全情連)です。

他の信用情報機関に比べると、記録している情報が細かくて精度が高いことが特長です。

全情連は全国33の情報センターから組織されていて、本部の役割を担っています。

全国信用情報センター連合会(通称:全情連/JIC)
消費者金融業者が加盟している。
延滞継続中/延滞解消後、1年間登録。自己破産の場合は10年。

(株)シー・アイ・シー(CIC)
クレジットカード会社・信販会社が加盟している。
延滞継続中/延滞解消後は、5年間登録。自己破産の場合は7年。

全国銀行個人信用情報センター(通称:全銀協/KSC)
銀行・信用金庫・信用組合・農協などの金融機関が加盟。
事故発生日から5年/延滞解消後は5年登録。自己破産の場合は10年。

(株)シーシービー(CCB)
外資系クレジットカード会社・消費者金融が加盟。
事故発生日から5年/延滞解消後は5年登録。自己破産の場合は7年。

※延滞継続中とは、延滞が解消していないという意味です。これが継続している限り、事故情報が消えません。

全情連では、本人が運転免許証やパスポートなどの身分証明書と印鑑を持参して、直接最寄の情報センターに行けば信用情報を開示してもらえます。

受付時間は通常、祝祭日を除く月曜〜金曜の10:00〜12:00と13:00〜16:00となっています。(一部のセンターでは時間が異なりますので確認してください)

もしブラックリストに載っていた場合は、他の信用情報機関にもわかります。

どこか1つでも個人信用情報機関にブラック情報が登録されていると、どの業態の金融機関に申込みをしても、信用情報照会の際に判明するようになっています。

個人信用情報機関のうち全情連、シー・アイ・シー、全銀協はそれぞれ相互に延滞情報(ブラック情報)だけを照会できるCRIN(クリン)というシステムを持っています。

ただ、消費者金融の場合は、シー・アイ・シーや全銀協のブラック情報を照会することはほとんどありません。

さらに、仮に照会してブラック情報が判明したとしても、審査に影響しないケースがほとんどです。

逆に、もし消費者金融でブラック情報が載ってしまうと、クレジットカードや銀行での審査ではほぼ100%NGとなります。

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