クレジットとは、日本語にすると「信用」という意味です。
アメリカでは日本と同様に、クレジットが社会的な信用を示す重要なバロメーターとして認識されています。
持っていると無いのとでは対応も違います。
注意すべき点は、お金もないのにクレジットでどんどん買い物をすると、後日、支払いが増えて返済不能となり、生活ができなくなることです。
この点は、本当に重要なポイントです。
生活の利便さを享受するためにも、私たち消費者は急速に普及したクレジットの仕組みや利用方法などを、十分理解して利用することが大切です。
ここ数年で、デパートやスーパーマーケットでの買い物までクレジットで支払うことができる時代になりました。
日本国でも、約2億4,000万枚のクレジットカードが発行されています。
想像以上の凄い枚数です。
1人で何枚ものクレジットカードを持っているのが、当たり前の時代となりました。
広義のクレジットの意味は、モノやサービスを対象にする「販売信用」、あるいは、お金そのものを対象にする「消費者金融」の両方をいうこともありますが、一般的には「販売信用」のみをクレジットといいます。
クレジットとつく言葉で、日本人が一番知っているのは「クレジットカード」だと思われます。
クレジットカードは使う側から見れば借金をしているわけで、この借金を返していく事は信用を得る重要な要素です。
きちんと期限通りに定められた金額を返済することにより、信用が得られていくとも言えます。
クレジットの利用方法は、大きく2種類に分類することができます。
●二者間のクレジット
販売会社などと個人で後払いにする契約を結ぶこと
●三者間のクレジット
販売会社と個人にクレジット会社が入る仕組みのこと
クレジットとは,「販売信用」という意味もあります。
販売信用とは、「現金販売」つまり現金で代金を支払ってしまうもの以外のすべてを含んでいます。
たとえば、学生時代にコンパの飲み代を支払うときに手持ちの資金が不足し、友人に立て替えてもらったという経験が参考になります。
その場合、友人に自分の飲み代を借りた(借金)ことになり、友人から見ると飲み代を貸した(融資)ことになります。
それは友人同士の「信用」に基づいたお金の貸し借り(資金の融通)ということになります。
クレジットカードは便利な半面、使い過ぎて気が付いたら借金だらけということにもなりかねません。
クレジットの利用することは、自分の信用でお金を借りることであることを、くれぐれも忘れないようにしましょう。
