資金の決済方法は多様化が進んでいます。
かつての、財布に現金が入っていなければ支払いができなかった時代とは、様変わりとなりました。
現金に代わる支払手段の代表的なものにクレジット・カード、プリペイド・カード、デビット・カードなどがあります。
●クレジット・カード(CreditCard)
クレジット・カードは、利用者がカードを提示して買った代金などをカード会社が立替決済した後、カード会社が利用者の預金口座から代金を回収する方式の決済です。
利用者の支払いには分割や延払いなどの方法が認められ、カードに融資機能の付いたものも多く利用されています。
●プリペイド・カード(PrepaidCard)
プリペイド・カードは事前に代金を前払いし、その金額が磁気で記録されたカードです。
読取機を使用して、残り金額の範囲で特定の支払いに充当できます。
開発当初では公衆電話用のテレホン・カードなどがあり、現在ではJR・鉄道・バスの乗車券用、デパートの商品券用などがあります。
●デピット・カード(DebitCard)
デビット・カードは商店で買物などをするときに、銀行の預金口座から買物代金を、現金を使わずに、直接支払うシステムに使うカードです。
商店と銀行はコンピュータでつながっているため、預金残高を確認したうえで、即座に代金決済が行われる点で新しいシステムといえます。
日本では1999年から始まりましたが、銀行により利用時間や利用口座、利用限度額に制限があります。
また、人前で暗証番号を入力する必要があるなど、広く普及するためには改善点も残されています。
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