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外貨預金のメリットとデメリットとは

外貨預金とは、日本円を交換し外国通貨で預金することですが、様々なメリットとデメリットがあります。

以下に、外国預金のメリットとデメリットについて、記述します。

●高利回りのメリット

日本の円金利の利回りが低下してきた一方、ドルなど外国通貨の利回りの高さが魅力となっています。

このような環境の中で、外国銀行のみならず、日本の銀行も外国通貨による預金を積極的に受け入れるようになってきました。

ドルやユーロなど外国通貨による預金を外貨預金といいますが、外貨預金にもいろいろな種類があります。

いつでも引き出せる普通預金・一定の期日を設定した定期預金など、円預金と同様に、定期預金の金利の方が普通預金より高いのが一般的です。

●為替相場によるメリット・デメリット

金利の高い外貨預金のメリットを受けるためには、今持っている円をドルなどの外貨に交換し、期日には円に戻す必要があります。

この外貨預金作成時と期日の為替相場がどうなるかが、外貨預金でメリットを受けられるかどうかを決めます。

一番わかりやすい例で考えれば、ドル預金を作成するときの為替相場が1ドル=120円で、1年の定期預金を作ったとします。

1年後の期日に元金と利息を、ともに1ドル=120円でドルから円に換えられたとすれば、為替相場の影響はありません。

円預金の金利が1%でドル預金は4%だったとすれば、外貨運用したことにより、日米の金利差3%分だけ余分に儲けられたといえるでしょう。

しかし、為替相場は刻一刻、日々変動しています。

為替相場が上昇したり、下降したりした場合にどういう影響があるかを考えながら、外貨預金の運用をする必要があります。

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