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為替と外貨預金の関係とは

為替と外貨預金には、密接な関係があります。

外貨に投資することは、円を預金することと比較して、高い金利が魅力となっています。

しかし外貨預金をするためには、常に為替の動向に注意することが必要になってきます。

1ドル=100円の時に、1万ドル(=100万円)を年利5%で米ドル預金したとしましょう。
1年後には利息が付くので10,500ドルになります。

この10,500ドルを円に戻して引出す時、為替レートが問題になります。

●1ドルが100円(変わらず)のとき
100万円(元本)+5万円(利息)=105万円(+5万円)

●1ドルが120円(円安)のとき
120万円(元本)+6万円(利息)=126万円(+26万円)

単純に考えると上記のようになります。
(為替手数料や税金などはここでは考慮していません)

外貨投資は、金利による利息分だけでも魅力的です。

さらに、満期や解約でドルを円に戻すときに円安になっていると、金利分+為替の値上がり分(為替差益)がダブルで手に入って、一挙両得というわけです。

要は「円高の時に預けて、円安で引き出す」ことができればいいのです。

しかし実際には、為替レートは世界中のさまざまな出来事の影響を受けて上下するので、正確な予測ができないものです。

円安になるとうま味のある外貨投資も、逆になることも当然あります。

儲けとリスクは隣り合わせであること、投資は自分の責任において行うことは、常に覚えておく必要があり、外貨投資をする上で忘れてはならない事となっています。

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