金融の基礎を知るための金融入門ガイド>金融の規制緩和とは

金融の規制緩和とは

金融の規制緩和により、異業種から金融業務への参入が可能となりました。

規制緩和によって、金融業界にどのような変化が起こり得るかを考察していきたいと思います。

●銀行代理店業務
銀行代理店業務とは、銀行に代わって口座開設・預金契約・貸付契約・為替取引契約などの銀行業務を扱うことをいいます。

2006年4月の銀行法改正により、銀行が代理店に業務を委任することにより、一般企業も銀行業務の代行が可能となりました。

●証券仲介業
証券仲介業とは、証券会社に代わって株式・債券などの有価証券の売買注文を扱う業務のことです。

証券会社が仲介業者に業務を委託することにより、企業や個人、銀行などの金融機関でも証券会社の仲介業務が可能となりました。

ただし、あくまでも顧客と証券会社の間を取り次ぐだけであって、実際の取引や契約を行うことはできません。

●決済専門銀行
決済専門銀行とは、預金の入出金・振り込みなどの決済業務のみに特化した銀行のことです。

本来、銀行では預金を貸し出すことによって金利収入を得るのですが、決済専門銀行の収入源は顧客が決済する際に伴う「手数料」となっています。

●インターネット専業銀行
インターネット専業銀行とは、インターネット上で預金の入出金・振り込み・残高照会などの銀行業務を行う銀行です。

近年のインターネット環境の充実に伴い、インターネットを利用した通信販売の支払いなどで、よく利用されるようになりました。

本店以外の店舗を持つ必要がないため、経費を抑えた運営を行うことができます。

金融の規制緩和により、コンビニのATMを利用するなどして、多くの異業種企業が銀行業務に参入しています。

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