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銀行の役割とは

銀行の役割とは、何でしょうか?

銀行には、経済を動かしている個人・企業・国または地方公共団体に対して、貯蓄と投資の橋渡しという役割があります。

個人・企業・国または地方公共団体は、経済に対して以下のような活動を担っています。

●個人
商品・サービスを購入する

●企業
商品・サービスを生産する

●国、地方公共団体
公共活動(社会保障や行政サービス、企業への産業振興等)を行う

銀行は利息を受け取ることを条件に、お金を必要としている場所に資金を融通します。

つまり、銀行はお金を送り込み、それを循環させる心臓のような役割を担っていると言えます。

銀行は経済活動を活性化させるために、新鮮で清潔な血液であるお金を、常に送り続けていかなければなりません。
したがって、その責任は重大であると言えます。

銀行の役割は、他にもあります。

顧客は預金として銀行にお金を預けることで、自分の財産を火災や盗難などの危険から少しでも減らすことができます。

銀行は顧客の預金を運用することによって収益をあげ、その収益を利息という形で顧客へ受け渡すことにより、顧客の財産を守ると共に、増やすという役割もあります。

また、銀行は「お金を送る・決済する」という役割を持ちます。
銀行は、振込み・代金取立・手形または小切手による支払いの決済を行います。

さらに公共料金やクレジットカードの利用代金などの口座振替(自動引き落とし)を行なっています。

これらにより、顧客は「支払い・受け取り」に伴う時間や労力、現金を直接運ぶという危険を回避することができます。

つまり銀行は、支払い決済手段を提供することで経済活動を効率良くするとともに、拡大させる役割もあるのです。

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