金融の基礎を知るための金融入門ガイド>ノンバンクとは

ノンバンクとは

ノンバンクとは、預金を受け入れずに、貸付けのみ行う金融機関のことです。

貸付けの種類も一般的な個別のローンの形ではなく、多様な内容の金融サービスを提供しています。
金融ニーズの多様化に対応した新しい金融機関といえます。

具体的には、消費者金融・信販業・クレジットカード業など、「一般消費者を対象とするノンバンク」、および、リース会社・ファクタリング会社・抵当証券会社・ベンチャーキャピタルなど、「事業者を対象とするノンバンク」があります。

消費者対象のノンバンク

●消費者金融とは
「サラリーマン金融」や「サラ金」などとも呼ばれ、一般には無担保・無保証で個人に対して少額の融資を行う金融機関のことです。

●信販業とは
商品の購入代金を立替払いする形で実質的に融資を行う金融機関のことです。

消費者金融と信販業では、業務内容は同じといえます。

●クレジットカード会社とは
会員にクレジットカードを発行して、カードに基づいて購入代金の融資を行う金融機関のことです。

カード会社は、一般にはATMを利用したキャッシングの形での個別ローンも提供します。

事業者対象のノンバンク

●リース会社とは
耐久消費財などの購入代金を顧客に代わって支払い、リース料の形で分割返済してもらいます。

●ファクタリング会社とは
売掛債権を自己リスクで買い取り、手数料を得る業務を行っています。

●抵当証券会社とは
不動産を担保にした貸付債権を小口化して販売します。

●ベンチャー・キャピタルとは
ベンチャー企業に融資したり増資を引き受けて起業家を支援します。

ベンチャー・キャピタルはリスクを抱える一方で、将来有望な新しい企業を育成するという重要な役割を担っています。

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