金融の基礎を知るための金融入門ガイド>金利とは

金利とは

金利とは、お金を借りた側が貸した側に対して支払う利率を指します。
金利はパーセントという割合で表示されます。

金利の数値も、需要と供給によって決定されています。

借り手が多く(需要の増加)なり、貸し手が少なく(供給の減少)なると、金利は上昇します。
借り手が少なく(需要の減少)なり、貸し手が多く(供給の増加)なると、金利は下落します。

金利と経済の関係を表すと、以下のようになります。

●金利が上昇した場合
金利が上昇すると、企業の資金調達コストが上昇し、お金が借りにくくなります。
すると、企業は設備投資に充当する資金を削減し、事業の縮小や合理化を行い、景気が次第に悪化します。

●金利が低下した場合
金利が低下すると、企業はお金を借りやすくなり、設備投資や生産などの企業活動が活発化します。
すると、次第に景気が好転していきます。

金利の変動は、経済活動に大きな影響を与えます。
日本銀行は景気を安定させるため、金利をコントロールするなどの金融政策を打ち出しています。

また、「金利」と似たような言葉に、「利息・利子」「利回り」があります。
それぞれの用語の意味には、少しずつ違いがあります。

金利
元本に対して支払う対価をパーセンテージ(%)で表示したもの

利息・利子
元本に対して支払う賃借料を金額(円)で表示したもの。

利回り
金融商品を購入した場合に、得られた利益の割合をパーセンテージ(%)で表示したもの。
1年あたりの「金融商品の利益率」を表しています。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
サイトマップ  |   RSS1.0  |   RSS2.0  |   ATOM  
livedoor Readerに登録   Bloglinesに登録   Add to Googleに登録   はてなRSSに登録   My Yahoo!に追加   Rojoに登録