金融の基礎を知るための金融入門ガイド>金融の役割とは

金融の役割とは

金融の狭義の意味として「お金の貸し借り」があります。

貸し借り(=貸借)というのは、余っているところから足りないところへお金を融通すること(=金融)です。

お金の一時的な過不足の状態から、バランスをとるために「お金の貸し借り」を行います。
この「お金の貸し借り」は、金融の役割のひとつと言えます。

現代生活は物やサービスの交換活動、および、生産と消費という循環活動で成り立っています。
これらの活動を経済といいます。

経済活動において、必要な基本的ツールはお金です。

生産や消費をしようとすると、どうしてもお金が不足する場合があります。
お金の貸し借りをすることにより、交換取引をスムーズに進めることができるのです。

現状は手元にお金はないけれど、近い将来にお金を支払うという約束事をすることにより、現段階で交換取引が成立するという訳です。

例えていえば、クレジットカードやローンを利用するのと同じです。

現在時点でお金を借りて、未来時点でお金を返す・・・
これは時間差を持つ交換取引ということができます。

金融の役割としての「お金の貸し借り」は、一時的にお金を融通することであり、また、時間差のある交換取引を実現してくれるのです。

経済活動を促進させるためには、金融がうまく機能しなければなりません。

金融は「経済の潤滑油」と呼ばれており、経済の発展に金融という仕組みは欠かせないものとなっています。

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