金融の基礎を知るための金融入門ガイド>経済とは

経済とは

経済とは、社会生活を営むために物やサービスを交換し、生産と消費を循環させる仕組みをいいます。

私たちの生活を豊かにするためには、物やサービスが必要です。
物やサービスを消費するためには、それらを生産しなければなりません。

しかし、生活に必要なものをすべて自給自足で生産するのは大変なことです。

それぞれが生産した物やサービスを交換することにより、お互いに満足できる消費が可能となり、豊かさが生まれることになります。

物やサービスを交換する取引で、必要な道具が「お金」です。
お金は交換取引を円滑にするための必需品であり、経済活動はお金の流れと密接な関係があるのです。

経済と深く関わりのある家計・企業・政府の関係を見てみると、相互間でお金が循環しているのがよく分かります。

【家計】⇒物やサービスの消費

●企業からお金を受け取る・・・給料をもらう
●企業へお金を支払う・・・物やサービスの購入
●政府へお金を支払う・・・税金の支払い
●金融機関へお金を預ける・・・残ったお金を貯金するなど

【企業】⇒物やサービスの生産

●家計からお金を受け取る・・・物やサービスの販売代金
●企業へお金を支払う・・・原材料の購入・設備投資など
●家計へお金を支払う・・・給与支払い
●政府へお金を支払う・・・税金の支払い
●金融機関へお金を預ける・・・残ったお金を貯金するなど

【政府】⇒公共サービスの提供

●企業・家計からお金を受け取る・・・ 税金
●企業・家計にお金を支払う・・・公共投資・福祉サービスなど
●金融機関へお金を預ける・・・残ったお金を貯金するなど

上記の経済活動後、余ったお金は預金するなどの形で金融期間に移動します。
経済間の資金の過不足を調整し、適正に配分する活動は主に金融機関が行います。

お金を調達しようとする人が、お金に余裕のある人をみつけるのは容易ではありません。
その仲介をする役割が金融機関です。

よって「銀行に預金をする」という行為も金融活動の一種となり、経済活動にも関係があるといえます。

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