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株式市場とは

株式市場とは、一定の基準を満たした企業が資金を調達するために株式を発行し、株券を売買するための場所で、証券取引所で行われています。

証券取引所は、売買取引を定められた場所に集中することにより、株取引の効率化を図るという目的を持っています。

また、株式を売買する際に、取引を判断するための情報を管理し、投資家に対して公平に情報提供する役割があります。

日本にある証券取引所は、以下の通りです。

●主な証券市場
東京・大阪・名古屋・福岡・札幌の5証券取引所

●新興企業向けの証券市場
ジャスダック(旧店頭市場)・マザーズ(東京)・ヘラクレス(大阪)・セントレックス(名古屋)・Q-BOARD(福岡)・アンビシャス(札幌)

●グリーンシート市場
株式の未公開企業のうち、一定の基準を満たした企業の株式を売買するための場所のこと。

グリーンシート市場とは「気配公表銘柄制度」のことで、株式未上場企業が資金調達をするために利用されています。
未公開株は日本証券業協会が公表する気配値を見て、証券会社を通じて売買されます。

さらに、上記の取引所以外にも「PTS」という「私設取引システム」という仕組みが登場しました。
PTSとは、取引所を通さない証券売買システムで、IT技術の発展と共に開発されたものです。

現在の日本は複数の証券市場が存在し、市場間競争が活発化しています。

証券市場の競争は、国内だけではなく世界的にも激しくなっています。

日本の証券取引所もグローバル化を進めるために、取引所を株式会社化し、提携・合併などで競争力を強化する動きがあります。

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