金融の基礎を知るための金融入門ガイド>金融商品とは

金融商品とは

金融商品とは、お金を増やすための手段や方法で、金融機関において販売されているものを指します。

金融商品の主なものには、「銀行預金」「株式」「債券」「投資信託」などがあります。

金融商品は、お金が不足している人とお金が余っている人を結びつける役割があります。

たとえば、お金が余っている人の場合、金融商品を利用することにより、お金を増やすことができます。

一方、お金が不足している人の場合は、金融商品を利用することで、お金を調達することができます。

つまり、金融商品は貯蓄・利殖のための「資金を運用する手段」であり、逆に「資金を集める手段」でもあるのです。

金融商品は、「直接金融」と「間接金融」の大きく2種類に分類できます。
これらもそれぞれ「投資」「融資」の2つのタイプに分けることができます。

●直接金融
企業に対して直接、投資・融資の契約を行う商品

◇融資タイプ・・・社債など
◇投資タイプ・・・株式など

●間接金融
金融機関を仲介し、間接的に投資や融資を行う商品

◇融資タイプ・・・銀行預金・信託銀行の金銭信託など
◇投資タイプ・・・投資信託など

また、1990年代後半からの金融制度改革により「金融派生商品」という新しい商品が販売されるようになりました。

金融派生商品とは、株式・為替・債券などの原資産から派生した商品のことで「デリバティブ」とも呼ばれます。

デリバティブには、先物取引・オプション取引・スワップ取引などがあり、従来は金融商品のリスク回避を目的として販売されていました。

現在は、少額の資金で多額の金額を取引することが可能なため、投機を目的として扱われるようになっています。

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