金融の基礎を知るための金融入門ガイド>金融商品のリスクについて

金融商品のリスクについて

金融商品のリスクには、どのようなものがあるのでしょうか?

一般的にリスクとは、「損失を受ける可能性」を指します。

ハイリスク・ハイリターンという用語があるように、リスク(危険度)の大きい金融商品は、リターン(利益または損失)も大きくなると言われています。

リスクは、以下のように分類することができます。

●市場リスク
市場リスクとは、株価・金利・為替などの相場が変動することで生じるリスクを言います。

●信用リスク
信用リスクとは、企業の信用度に関することです。
〔例〕
デフォルトリスク・・・経営が悪化し、社債の利払い・償還などの契約が不履行にされること
カントリーリスク・・・国家の政治が不安定になったり、財政危機が起こったりした場合に、国際的な貸出が契約不履行にされること

●流動性リスク
流動性リクスとは、現金化するためのコストが高かったり、すぐに換金できなかったりするリスクのこと。

リスクとリターンは、反比例の関係にあると言えます。
それでは金融商品を選ぶ場合、どのような事に注意すれば良いのでしょうか?

金融商品を選択する時は、「安全性」「流動性」「収益性」に注目します。

●安全性
元本が返戻(へんれい)される度合い

●流動性
現金化のしやすさ

●収益性
どの程度の利益が得られるかということ

一般に、収益性が高いと、安全性・流動性は低いと認識されています。
逆に、収益性の低い金融商品は、安全性・流動性が高いと言われています。

金融商品のリスクについて、金融機関は投資家に対して説明義務を負います。

この説明義務は、2001年4月に施行された「金融商品販売法」により定められています。

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