金融の基礎を知るための金融入門ガイド>投資信託の種類とは その2

投資信託の種類とは その2

投資信託の種類には、契約方法または配当の受け取り方によって、2種類に分類することができます。

●契約型投資信託
日本で販売されている一般的な投資信託のタイプで、投資家がお金を貸し出す代わりに、投信委託会社などから受益証券を受け取るものです。

●会社型投資信託
アメリカで販売されている一般的な投資信託のタイプで、日本では1998年12月から解禁になりました。

まず投資会社が設立され、投資家はこの投資を目的とする株式会社に出資し、株券を受け取って株主になります。
投資家は運用して得た利益を、配当金として受け取ります。

さらに、投資信託の種類には、以下のようなものがあります。

●上場投資信託(ETF)
株式指数連動型上場投資信託が正式名称で、主要な株式指数に連動して価格が変動する投資信託のことです。

ETFは株式と同様、証券取引場に上場され、取引時間中に時価で売買することができます。

●不動産投資信託(REIT)
不動産を運用対象とした投資信託のこと。

土地やマンションなどに投資するためのファンドを設立し、得られた賃貸収入・売却益を投資家に分配します。

日本では、J−REITと呼ばれます。
2001年3月に東京証券取引所において、不動産投資信託証券市場が開場し、取引されています。

●毎月分配型投信
1ヶ月ごとに運用収益の決算を行い、毎月分配金が支払われる投資信託のことです。
運用結果によっては、無配の場合もあります。

●ファンド・オブ・ファンズ
投資信託を運用対象としている投資信託のこと。
手数料がかかり、運用コストが割高になることが欠点と言われています。

ライフサイクルファンドは、ファンド・オブ・ファンズの代表的な商品となっています。

●エコファンド
地球環境問題に積極的に取り組んでいる企業の株を運用対象としている投資信託のこと。
環境関連優良企業は、エコ・エクセレントカンパニーと呼ばれています。

この投資信託を購入することにより、投資家自身も環境改善やエコロジーに貢献することになります。

●グロソブ
グローブル・ソブリン・オープンのことで、主要先進国のソブリン債に対して、主に投資している投信のことです。

●エマソブ
エマージング・ソブリン・オープンのことで、新興国のソブリン債に対して、主に投資している投信のことです。

※ソブリン債とは、政府や政府系機関など公的機関が発行する債券のことです

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