金融の基礎を知るための金融入門ガイド>株式投資の基礎知識とは

株式投資の基礎知識とは

金融投資商品の中でも、株式投資は代表的な金融商品となっています。

ここでは、に投資するための基本的な知識について述べていきます。

●株式とは
株式会社に資金を投資することにより有価証券すなわち株券を受け取り、株券の数に応じて株主としての義務と権利を有すること。

株式は、出資者としての地位を意味する場合と、株券そのものを意味する場合があります。

現在「株と株式と株券」は、同義語のように扱われています。

●単元株制度とは
株式を株式市場で売買する際、売買単位を企業が自由に決めることができる制度のこと。

単元株制度は、企業が約款を改訂することにより、売買単位を自由に変更することが可能です。

投資家が株を購入しやすくするため、売買単位を引き下げる企業が増加しています。

●ミニ株とは
株を購入する場合、通常なら最低でも売買単位以上の株券を購入しなければなりません。
しかしそれでは資金量の少ない人にとっては、株式投資を行うことが難しくなってしまいます。

そこで、株式を取り引き単位の10分の1の株数から売買できる「株式ミニ投資制度」が登場しました。

ミニ株は株主議決権を有することができませんが、配当金は持ち株の割合に応じて、受け取ることができます。

ミニ株を売買単位まで購入すると、通常の株式として保有することができますし、ミニ株の時には権利を有することができなかった株主議決権も得ることができます。

●株式塁投とは
株式塁投は一般に「るいとう」と呼ばれている金融商品で、正式には株式累積投資制度と言います。

毎月1万円以上の株式を購入する金額を決定し、月々株式を積み立てていくという方式です。

持ち株が単元株に達すると、正式な株主の権利を得ることができます。

●保管振替制度とは
株取引をする場合、実際の株券を直接やりとりすることは、現実的ではありません。
また、株券の盗難や紛失を防ぐために、株券は証券会社や証券保管振替機構に保管してもらうという制度があります。

現在のところ「保護預かり」「保管振替制度」の2種類の株券保管方法があります。

保護預かりは、株の名義を購入者自身の名前に書き換えることになります。
一方、保管振替制度の場合は、株の名義は証券保管振替機構となりますが、株主としての権利はそのまま購入者側に存在します。

2009年から全ての株券が電子化されることになっており、証券保管振替機構の「保険振替制度(ほふり)」に統一されることになっています。

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