投資信託は、金融商品の中でもハイリスク・ハイリターンと言われています。
投資信託を購入する場合に、注意すべき項目を以下に挙げていきます。
●基準価格
基準価格とは、別名「基準価額」とも呼ばれ、投資信託で運用する株・債券などの「信託財産の時価」を合計し、それを購入された総口数で割ったものです。
基準価格は、「株・債券の時価」および「口数」の変動により変化します。
投信委託会社の運用状況が良ければ基準価格は上昇しますが、悪い場合は下落します。
日経新聞において、前日の基準価格は「オープン基準価格」として公表されています。
また、運用が好調で基準価格が上昇すると「運用益」に税金がかかります。
税金を引いた価格の目安として「売買基準価格」があります。
この価格は、投資信託を購入する際の参考となります。
●目論見書
目論見書とは、投信信託商品の運用方針・運用対象・期間・購入単位・手数料・税金・約款などを記載した書類のことです。
目論見書は、証券取引法で作成することが義務となっています。
投信を購入する場合、顧客は必ず目論見書に目を通し、その内容について了承する必要があります。
●販売手数料
販売手数料とは、投資信託の購入時に販売会社に支払う手数料のことです。
販売手数料は、購入価格の2〜3%程度となっています。
●信託報酬
信託報酬とは、投資信託を購入する際に信託したお金を管理・運用する手数料のことです。
保有期間中は、信託したお金の中から一定割合で、毎日引かれていきます。
信託報酬は、年率0.7〜2%程度となっています。
「投資信託購入の注意点とは その2」へつづく
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