金融の基礎を知るための金融入門ガイド>投資信託購入の注意点とは その2

投資信託購入の注意点とは その2

投資信託を購入する場合に、注意すべき項目がいくつかあります。

以下に、投資信託購入の注意点について挙げていきます。

●クローズド期間
クローズド期間とは、投資信託の運用開始後、一定期間は中途解約することができない期間を指します。

投資信託は投資計画に基づいて運用されています。
解約されていまうと、予定していた計画が実行できず、投信の運用成績に影響を与えてしまいます。

クローズド期間は、安定した資金運用を行うために設定されています。

投資信託委託会社
投資信託委託会社とは、投資信託の内容を企画・設定し、受益証券を発行して資金を集め、集めたお金を信託銀行に委託して運用する会社のことです。

通常、投資信託は銀行や証券会社で購入しますが、お金はすべて信託銀行に預けられ、そこで投資信託委託会社によって運用されています。

●ファンドマネージャー
ファンドマネージャーとは、投資信託委託会社(投信委託会社)における投資信託の運用責任者のことを指します。

ファンドマネージャーは元々は裏方の仕事でしたが、現在では高利益を叩きだす有名なファンドマネージャーが誕生し、投資のプロ集団として資金の運用方法を任されています。

●RR分類
RR分類とはリスク・リターン分類のことで、投資信託の収益性・安全性を基準に運用方針別に分類した指標のことです。

RR分類は、以下のような5種類に分かれています。

◇RR1
安定重視タイプ
〔例〕MMF、中期国債ファンド、長期公社債投信など

◇RR2
利回り追求タイプ
〔例〕トップ、短期公社債投信など

◇RR3
値上がり益・利回り追求タイプ
〔例〕バランス型、転換社債型など

◇RR4
値上がり益追求型
〔例〕外国株式型、インデックス型など

◇RR5
積極値上がり益追求タイプ
〔例〕派生商品型(デリバティブ商品)など

RR分類は、数字が大きくなればなるほど、リスクやリターンが高くなります。

投資信託は、資金の運用方針によって収益性や安全性に違いが現れますが、RR分類によって、どの程度のリスク・リターンが存在するのかが簡単に理解できるようになっています。

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